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税金について

今日、バヤニハン日本語教室では「税金について」勉強しました。
母国へ送金するとき、確定申告で扶養控除を受けられるのですが、その情報を知らない、
またはやり方がわからないという生徒からのリクエストでした。
今日の参加者はフィリピン人生徒と日本人ボランティアさんあわせて約30名。
テーマへの関心の高さがうかがえます。
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そこで、税理士法人黎明 祖父江会計事務所 税理士、澤谷智志様に講師をお願いしました。
(http://www.0mei.jp/)
まず、澤谷先生から「税金は『取られるもの』ではなく『預けるもの』という意識を持って欲しい」という、
大切なお話をいただきました。私たちは警察、消防、医療はじめ、道路、下水道の整備など、
暮らしやすい環境をさまざまな公共サービスから得ています。それらの財源はすべて税金によるものです。

その前提を共有した上で、個人の給料にかかってくる所得税の話を中心に進めていただきました。
日本の税金システムは優れていて、個人個人の事情を考慮してくれる「所得控除」が13種類ある
ということを教えてもらいました。

そのうち、フィリピンの人が知っていると便利な控除には特に説明をつけていただきました。

「雑損控除」…盗難、横領の被害に遭ったり、災害(台風等)で家が欠損したりした場合等の控除

「医療費控除」…世帯全員で年間10万円以上、医療費を支払った場合等の控除

「社会保険控除」…給与から控除された社会保険料や、支払った国民健康保険料・国民年金保険料にかかる控除

「配偶者控除」…配偶者の給与収入が年間103万円以下であることを申告すれば、38万円が控除される

「配偶者特別控除」…配偶者の給与収入が103万円超141万円未満の場合、申告すれば一定の金額が控除される

「扶養控除」…「児童手当」創設後、16歳未満の子どもは対象外になった。
フィリピンの子どもを扶養するために送金した場合は、「送金した銀行の控え」を取っておくこと。

「基礎控除」…生活をする上で必要な経費を38万円とみなして、誰もが所得から38万円控除される。
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講師の澤谷先生がわかりやすい言葉でお話をしてくださり、生徒はふだん難しいと感じていた日本の税金の仕組みと
内容について、親しみをもって学ぶことができました。

ボランティアの皆様もご協力、ありがとうございました。

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