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みんなで地域をつくっていこう(10/14バヤニハン教室)

今日のテーマは病院について。

 

講師が、実際に街にある看板の写真を学習者に見せながら、「おなかがいたい時は、何科に行きますか?」「歯がいたいときは?」と質問しました。

「内科」「小児科」「外科」「産婦人科」「皮膚科」「耳鼻科」「整形外科」「眼科」「美容整形外科」・・・

これらの漢字は書けなくても読めることが大事です。

講師が見せた看板の写真には、たとえば「黒田内科」「田中産婦人科」「吉田整形外科」などと書いてあります。

こうした看板の写真を見せながら、「●●科の前に買いてある漢字は、だいたい医師の名前。医師の名前よりも、●●科を覚えて」と説明しました。

そこで学習者からいい意見が出ました。

「医師の名前と●●科の間にスペースがないと、何科かよくわからない。漢字の境目が難しい」とのことでした。

これから街の看板を作る医院があったら、ぜひ名前と●●科の間にスペースを空けてほしいですね。(例:「黒田 内科」「田中 産婦人科」「吉田 整形外科」)

 

次に、受診するときに必要な持ち物について話し合いました。

保険証、診察券・・・そして、この教室には子どもを持つ親もいます。

そうした学習者から「私はいつも、500円の紙を持っていきます」

500円の紙???

しばらく考えましたが、「もしかして、乳幼児受給者証のことですね。」

(参考 http://www.hamamatsu-pippi.net/procedure/teate-josei/tj5-10.htm

「あっ、もう一度お願いします。いつも小児科で”受給者証ありますか”と聞かれます。受給者証の正しい名前を知りたいです」

と言って、Nyuuyouji Jyukyuusyasyou をノートにメモしていました。

けれども実際の場面では子どもをつれて、または小児科で「受給者証」といえば乳幼児受給者証のことをさします。

言葉はジェスチャーや場面に助けられていることがわかる一例でした。

 

今日のクラス活動を通して、地域における日本語教室の役割と意義を再確認したように思います。

このクラスでは学習者の日常生活を聞き出しながら進行し、それらを講師が中心となり日本人ボランティアの協力を得てアレンジしていきます。

学習者の発言には日本社会に対する素朴な疑問や意見が凝縮されており、単に教えるだけの教室でなく、この教室自体が情報やメッセージを発信できる可能性を秘めています。

そしてある学習者の発言が、また別の学習者のための情報入手に役立つ側面ももっており、予想外の副産物を得られることがこのクラスの醍醐味です。

そこで、この教室の名前のサブタイトルには「~みんなで地域をつくっていこう~」となっています。

 

最後に、今日の学習者による絶妙なジョーク!!

「どこが痛いですか?」の問いに・・・

「サイフがいたいです!!お金がない。何科に行けばいいですか?」

と答えた学習者。一同、大爆笑でした。

ほのぼのとした明るい教室です。

日本人のボランティアさんも随時、募集しています。

どうぞ、ふるってご参加ください。

(問い合わせは以下のリンクをご覧ください。)

http://filipinonagkaisa.sitemix.jp/wp-content/uploads/2011/06/2537de34ae4984c3ec591ae70346563b1.pdf

 

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