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119番

8/19(金)バヤニハン日本語教室@浜北文化センターの様子です。

今日は浜北消防署にご協力をいただき、119番通報の練習をしました。

実際にデモ電話機を使って、練習します。

通報では実際に顔が見えないので、「ついたて(ホワイトボード)」の向こうに、消防署の方がいます。

実際には市内のどこから電話をかけても、一旦は「浜松情報指令課」というコールセンターへ電話がつながるそうです。

学習者はまだ日本語をあまり上手に話せません。

けれども自分で「火事の場合」「子どもが熱中症で倒れた場合」「天竜川に友達がおぼれた場合」・・・いろいろなケースを自ら想定して、がんばって練習しました。

電話を受けた消防署も学習者に質問を投げかけて通じないとき、質問内容を工夫してくださいました。

最後にどうしもて通じないとき「近くに日本人がいますか。かわってください」ということで、近くに座っている日本人ボランティアさんが協力してくださいました。このときに「すみません、電話をかわってください」とお願いする日本語を学びました。

自力で日本語を消防署に伝えられれば一番いいけど、緊急時は短時間で助かることが大事です。

そのためには日本人に助けを求めることができるということも重要なことです。

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<今日のポイント>

●自宅に救急車または消防車に来て欲しい場合

 住所が言えなくても、アパートや団地の名前だけでも、センターで調べることができる。「住所、なんだっけ?」ということに時間をかけるより、建物の名称を言ったほうがよい。

●外出先での通報

目印を言ってほしい。

・・・バイリンガル講師からのアドバイス

外国人にとってコンビニ○○店の「○○店」がわからないケースが多い。(コンビニの看板に書かれている漢字が読めない)コンビニは数が多く目印になりにくいので、言わないほうがいいと思う。

・・・消防署からアドバイス

学校や公民館、図書館などの公共施設はわかりやすい。川の場合は近くの橋の名前がわかると一番よい。

・・・学習者から

橋の名前がわからない。どうしたらいい?

・・・ボランティアからアドバイス

川で遊ぶ前に、「今日は何ていう名前の橋の下かな?」と調べておくとよい。(Iphoneなど)

●火事なのか、消防なのかで出動が違う。火事か救急かのちがいは言えるようにしてほしい。

・・・ところで、フィリピンの消防署と救急車は何色?

・・・日本と同じです。消防署は赤、救急車は白。

●数字が言えるとよい。例えば「ケガをしている人は何人ですか」「何分前から、火が出ていますか」

・・・単位「人」「分」が言えなくても、数字さえ言えれば消防署も目安になる。

・・・バイリンガル講師から

それは実際にはちょっと難しい。たぶん聞かれていることの意味がわからないと思うから、数字だけ答えることもできないと思う。

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実際に現場の人と練習をしてみて、臨場感あふれる練習ができました。

また、実際に生じるかもしれない課題もわかりました。

今日限りの練習で終わりにするのではなく、折に触れて繰り返し練習し、日ごろから緊急時を意識しておくことが大事だと感じました。

最後に消防署員の制服の色の違いについて。

オレンジ・・・レスキュー隊

紺・・・消火隊

白・・・救急隊

これらの人たちが独立しているのではなく、たいてい緊急時には「助ける(オレンジ・レスキュー)」「消火する(紺・消火隊)」「運ぶ、治療する(白・救急隊)」が連携しているということだそうです。

この場を借りてご協力いただいた浜北消防署員の皆様にお礼申し上げます。

これからも私たち地域のために、よろしくお願いします。

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