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静岡県事業/ハローワーク講義

今日はハローワークの外国人労働者専門官の方にお話を伺いました。

最初に仕事を探す前に3つのポイントを挙げてくださいました。
・自分のことをよく知りましょう。
・どんな会社か、よく知りましょう。
・会社はどんな人を欲しがっていると思いますか。

①「前職は何ですか」

 履歴書は「きちんと」書けることが大事です。「きちんと」のポイントにはひらがな・カタカナが書けることはもちろんですが、前職のある人はその会社に勤めていた正確な期間を記入しなければなりません。また、面接で「前職は何ですか?」と問われたとき、履歴書に記載した情報と食い違いがあると信用性をなくします。履歴書に書いたら、きちんと面接に対応できるように自分の職歴を覚えておきましょう。

 派遣会社を通して企業へ勤めていた場合は、「派遣会社」と、「派遣先の会社」の両方を履歴書に記載する必要があると同時に、面接でも「○×派遣会社から△□会社へ勤めていました」と答えなくてはならないそうです。

②求人票について

 求人票から、どんな会社なのか情報を読み取りましょう。給与は?所在地は?待遇は?正社員・パート?自分の生活に適した無理のない仕事を探すことも大切です。

③家計簿について

 ハローワークのお話で「家計簿」の話題が出るとは思いませんでした。けれども「仕事」と「お金」は私達の生活に密着している大事な要素です。家計簿をつけることで、今いくらあるのか、生活していくためにはいくら必要なのか、貯金はどのくらいしておきたいのか・・・など、そういった自分の生活設計を組んで仕事を探すと、できる仕事を絞っていくことができます。

 さて、これらを踏まえて日本語教室で何ができるかということです。面接では必ず「日本語はどのくらいできますか」と聞かれます。「どのくらい」と言われても目でみてわかるものでもないので回答に困りますが、ハローワークでは「日常会話はできます」というのをひとつの指標としているようです。また、「日本語は何パーセントくらいできますか」と聞かれることもしばしばあります。そのときには「日常会話ができる」なら、「だいたい60パーセント程度できます」という目安を立てているそうです。学習者の方からかつて、「先生、私は日本語、何パーセントできますか。教えてください」と言われて困ったことがあります。参考になりました。

 面接では「ひらがな・カタカナできますか」と聞かれることが多いのですが、実際に仕事をする上では漢字も欠かせません。また、日本で働くには「書くこと」が非常に多いです。やっとひらがな・カタカナを覚えたところで大変ですが、「面接の段階では、せめて住所くらいは漢字で書けるといいですね」というお話を頂きました。

 夏休み中にひらがな・カタカナの宿題が出ていますので、みなさん完璧にして9月からの授業に備えましょう。

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